はじめに
Youtube premiumが日本に上陸してからはや一週間が過ぎました。
月額1280円ですが、初回登録の場合は3ヵ月間の無料トライアルがあるので、もう既に登録した人は多いのではないでしょうか。
そのyoutube Premiumと同時に提供を開始したYouTube Musicのほうは、皆さんお使いになってみたでしょうか。
こちらは無料版と有料版「YouTube Music Premium」の2つが用意されており、有料版は月額980円、IOS版は1280円となっています。
YouTube Premiumに登録していれば追加料金なしでYouTube Musicの有料版サービスが全て使えます。
私は普段Spotifyという音楽ストリーミングサービスを使っており、その使い勝手、配信されているアーティストの豊富さには大いに満足しています。
しかし、YouTube Premiumに登録すれば、追加料金なしでYouTube Musicのサービスを全て使用できるのでこれを使わない手はない。
もしSpotifyよりも使い勝手が良いのならYouTube Music一本に絞って使っても良い…むしろ金銭的にどっちか1つに絞りたい…
そこで、YouTube Musicを一週間使用してみて、その実力を拝見してみました。
YouTube Musicのサービス
YouTube Musicは名前の通り音楽に特化したYouTubeアプリであり、無料版と有料版の2つが用意されています。
無料版では、「シャッフルしないでの再生」や「リミックス再生」が可能。
有料版ではさらに「広告なしでの再生」「バックグラウンド再生」「オフライン再生」、動画を読み込まない「音声のみでの再生」が可能になります。
こちらが無料版、有料版のサービス一覧の図です。
無料版 | 有料版 | |
---|---|---|
シャッフル無しでの再生 | ○ | ○ |
リミックス再生 | ○ | ○ |
アルバム再生 | × | ○ |
広告なしでの再生 | × | ○ |
バックグラウンド再生 | × | ○ |
オフライン再生 | × | ○ |
また、YouTube Musicのホーム画面にはユーザーごとにパーソナライズされたミックスリストや、時間や場所などその時のムードに合わせたミックスリストを提供してくれます。
つまり車でブォォォーーー!と走っていると、YouTube Musicのホーム画面にドライブに最適なミックスリストを表示してくれるわけです。
検索機能もめっちゃ賢く、歌詞検索やあいまいなカタカナ発音での検索、CMやドラマの名前で検索などが行えます。
ドラマ「獣になれない私たち」の略称「けもなれ」で検索をすると...
ドラマの挿入歌「まっしろ」や、主題歌の「マリーゴールド」が検索結果に出てきました。賢い。
また、YouTubeだから出来ること、「歌ってみた」や「弾いてみた」などの動画、音楽も再生可能なんです。
ちなみに、YouTube Premium(月額1280円)よりもYouTube Music Premium(月額980円)のほうが安いから、YouTube Musicアプリで広告なしのヒカキンの動画見よ~ってしても、見ることは出来ません。
ご覧のように「ヒカキン ネコ」と検索しても、まるおももふこも引っ掛かりません。
Spotifyと比べてみて
上で述べたように、私はいまSpotifyも有料会員として登録しています。
いろんな音楽ストリーミングサービスがありますが、そのなかでも私はSpotifyが一番使い勝手が良く感じ、アーティストの豊富さにも惚れました。
そこで私が愛用しているSpotifyとYouTube Musicを比べてみて、YouTube MusicがSpotifyより優れている点、劣っている点について調べてみました。
Spotifyより優れている点
まず、Spotifyよりこれ良いな…と思った点は、Musicビデオが見れるという点。
音楽は聴くだけではありません。見て楽しむのも音楽です。
有料版なら即座に動画モード、音声モードに切れ替えられるので、ちょっとスマホから目を離すときに音声モードに切り替えたり、スマホをスリープにしてオフライン再生できるのもとても良い点です。
また、Spotifyには無い米津玄師や星野源の曲が聴けるのがデカい!
最近は米津玄師のマイリストを延々と再生しながら過ごしています。
あと、私個人はそんなにボカロに詳しくないのですが、ボカロを聴くのもSpotifyよりYouTube Musicのほうが断然優れています。
もちろんハチ(米津玄師)の曲もあります。
他にも、個人のユーザーが作った作業BGMや、好きな歌い手の曲も聴けるのはSpotifyにはないYouTube Musicならではのとても良い点と思います。
Spotifyよりも優れている点
- Music ビデオが見れる
- 音楽ストリーミングサービスアプリに無いアーティストが豊富
- ボカロも豊富
Spotifyより劣っている点
Spotifyよりも劣っている点...それは曲の再生中に歌詞表示が無いという点です。
これって結構私個人的にはデカい損失です。
新しい曲を聴くときなど歌詞が見たいと思うことありますよね。
YouTube Musicは歌詞検索が出来るのになぜですかね。
YouTubeの動画では、よくコメント欄に歌詞を書いてくれる優しいユーザー様がいるので、動画を流しながら歌詞を見ることができました。
ですが、YouTube Musicにはコメント欄が無いし、再生中の歌詞表示も無いので、別途でブラウザ開いて歌詞を見ながら曲を聴かないといけないんですよね~。
もう一点は好きなアーティストの登録、一覧が無いという点。
一応ライブラリにアーティストという項目があるのですが、そこに登録されているアーティストはYouTubeのほうでチャンネル登録をしたアーティストだけしか表示されていないのです。
つまり、YouTube Musicアプリのほうで好きなアーティストを登録して、その一覧が見れる項目が無いのです。
おそらくほとんどの音楽ストリーミングサービスアプリには、好きなアーティストの一覧が見れる項目があるとおもうのですが…
特定のアーティストの曲が聴きたい!となったときは、その都度アーティスト名を検索しないといけないのは正直めんどくさいです。
なので私は、そういうときはSpotifyを起動させてそちらで聴いています。
Spotifyよりも劣っている点
- 歌詞表示が無い
- 好きなアーティスト登録が無い
最後に
簡単に操作方法と機能性についてレビューしてみましたがいかがだったでしょうか。
ちなみにですが、YouTubeはGoogle社のものですが、Googleと言えばGoogle Playミュージックもあるんですよね。
そのGoogle Playミュージックは今後YouTube Musicに統合という形をとるようなので、もしかしたら今の仕様からガラッと変わる可能性もありますね。
果たしてYouTube Musicは激動の音楽ストリーミングサービスで生き残ることが出来るのでしょうか。
私はしばらくSpotifyとYouTube Musicと併用してみたいと思います。
もしかしたら今後使い続けてみてSpotifyよりもYouTube Musicのほうが良い!って気持ちになるかもしれませんので...
満を持して登場したYouTube Musicでしたが、私のレビューだけで判断せず、是非お手持ちのスマホでインストールしてみてはいかがでしょうか。